今月発売されたBugBug7月号に萌えゲーアワード大賞受賞のインタビュー記事が掲載されているとのことなので早速購入してきました。
インタビュー記事自体は大体以前に雑誌やビジュアルファンブックのインタビューページで読んだことあるような内容が多かったです。
じゃあ何故今回このインタビューをブログの記事としてチョイスしたのかというと、東ノ助先生の、
『百合がなぜ一部の好事家から熱狂的に愛されるのか理由としては、その純性と秘匿性の絡み合った部分にあると思うのです。(中略)その秘匿性の部分において「女の子同士だなんていけないわ、でもあのひとにだけは知って欲しいわ」的な少女の悩みと「私そもそも女の子ではなく男の子だわ」という隠し事がいい感じに秘匿性×秘匿性の相乗効果を果たしたのではないでしょうか。百合を書く時は同性間の他にももうひとつ秘密を加えよう。』
という文章を見て幾つか思うことがあったからなんです。
まずはこの文章を初めて読んだ時、そうか、僕がルナ様と朝日ちゃんの『主従以上恋人未満』な関係性が好きなのって同性に惹かれてしまったと葛藤するルナ様と性別を隠しながらも朝日としてルナ様に惹かれていく遊星くんの気持ちがそれはもう綺麗に噛み合ってたからなんだ。と、今更ながら気付かされました。
僕もまだまだつり乙本編の読みが足りないみたいです。
どうでもいいけど僕は、性別も明かして正式にくっついた後も勿論好きですけど、『僕の君』から『冬がはじまるよ』までのあくまでも同性同士としてお互いに惹かれ合っていって最終的に同性愛でもいい、不純な関係を求めたいんだってなる過程のイベントがなんとなくとても好きなんです。
ルナ様の同性なのにという葛藤もそうなんですけど、遊星くんが朝日でいることを完全に肯定してあまつさえ朝日であることを自ら望むというのが非常に好きなんですよね。
いえ、実際恋人関係でも主従関係もどれもそれも大好きです。好きですからルナ様と遊星くんが正式に婚約して桜屋敷で二人で暮らすようになって遂に結婚。初夜と、妊娠、出産も全部見たいです。出来ればルナ様が年老いて幸せに亡くなる所まで見たいんですけど贅沢は言いません。出産シーンまででいいのでお願いします、ください。
……話が逸れました。
つり乙に関することは言い始めるとキリがないのでここで一旦割愛してもう一つ思ったことがありまして、百合についてなんですけど。
僕もそれまで百合ジャンルなかなかに好きだった時代がありまして、まあそれはどちらかと言えば秘匿性という要素を全く含んでいない方の百合なんですけど。
百合ジャンルもいろんなテイストがあって然りってのは当然そうなんですが、東ノ助先生の秘匿性云々の文章を読んでから改めて、ああ百合ってのはやっぱり同性間の葛藤があってこそなんだなあと思いました。
『恋は極力秘めるもの』とはよく言ったものだな、と。
僕は百合においては恋心を知られてはいけないという気持ちと、恋人同士になってからの二人だけの世界というのが好きでして。
そういうのを描こうと思うとどうしても同性間での恋愛の葛藤というものが必要になってくるような気がします。
(あくまでも僕自身は、という意味での『必要』です。決して他の人に百合においては絶対に葛藤が必要である、という強要はするつもりはありません。)
百合においてはと言いましたが、これはルナ様と朝日との関係でも非常に好きな要素なんですよね。
例えば『フライドチキン』でルナ様と目が合ったがすぐさま目を逸らされて目を合わせてもらえなかった、とか。瑞穂の「最後には抱きしめ合ったり」という台詞に頬を赤らめたり、「朝日とならキスしてもいいのに」という台詞に対してルナ様と朝日が二人して顔を真っ赤にして。みたいなそういう、他の人達は知らないけれど二人きりの秘密を共有して、思い出してそれぞれ照れたりといったのがもうたまらなく好きなんですよね。アイコンタクトとかもね。
取り敢えず一通り読んで、改めてつり乙っていいもんだなって思えるインタビュー記事でした。
つり乙2もこれくらいかこれ以上に丁寧に主人公とヒロインの二人の関係性が描かれるといいなあ。
てなわけで名残惜しいが今回はここまで。
次回更新はつり乙2の情報が公開されたらかな!
では、待て次回!!
インタビュー記事自体は大体以前に雑誌やビジュアルファンブックのインタビューページで読んだことあるような内容が多かったです。
じゃあ何故今回このインタビューをブログの記事としてチョイスしたのかというと、東ノ助先生の、
『百合がなぜ一部の好事家から熱狂的に愛されるのか理由としては、その純性と秘匿性の絡み合った部分にあると思うのです。(中略)その秘匿性の部分において「女の子同士だなんていけないわ、でもあのひとにだけは知って欲しいわ」的な少女の悩みと「私そもそも女の子ではなく男の子だわ」という隠し事がいい感じに秘匿性×秘匿性の相乗効果を果たしたのではないでしょうか。百合を書く時は同性間の他にももうひとつ秘密を加えよう。』
という文章を見て幾つか思うことがあったからなんです。
まずはこの文章を初めて読んだ時、そうか、僕がルナ様と朝日ちゃんの『主従以上恋人未満』な関係性が好きなのって同性に惹かれてしまったと葛藤するルナ様と性別を隠しながらも朝日としてルナ様に惹かれていく遊星くんの気持ちがそれはもう綺麗に噛み合ってたからなんだ。と、今更ながら気付かされました。
僕もまだまだつり乙本編の読みが足りないみたいです。
どうでもいいけど僕は、性別も明かして正式にくっついた後も勿論好きですけど、『僕の君』から『冬がはじまるよ』までのあくまでも同性同士としてお互いに惹かれ合っていって最終的に同性愛でもいい、不純な関係を求めたいんだってなる過程のイベントがなんとなくとても好きなんです。
ルナ様の同性なのにという葛藤もそうなんですけど、遊星くんが朝日でいることを完全に肯定してあまつさえ朝日であることを自ら望むというのが非常に好きなんですよね。
いえ、実際恋人関係でも主従関係もどれもそれも大好きです。好きですからルナ様と遊星くんが正式に婚約して桜屋敷で二人で暮らすようになって遂に結婚。初夜と、妊娠、出産も全部見たいです。出来ればルナ様が年老いて幸せに亡くなる所まで見たいんですけど贅沢は言いません。出産シーンまででいいのでお願いします、ください。
……話が逸れました。
つり乙に関することは言い始めるとキリがないのでここで一旦割愛してもう一つ思ったことがありまして、百合についてなんですけど。
僕もそれまで百合ジャンルなかなかに好きだった時代がありまして、まあそれはどちらかと言えば秘匿性という要素を全く含んでいない方の百合なんですけど。
百合ジャンルもいろんなテイストがあって然りってのは当然そうなんですが、東ノ助先生の秘匿性云々の文章を読んでから改めて、ああ百合ってのはやっぱり同性間の葛藤があってこそなんだなあと思いました。
『恋は極力秘めるもの』とはよく言ったものだな、と。
僕は百合においては恋心を知られてはいけないという気持ちと、恋人同士になってからの二人だけの世界というのが好きでして。
そういうのを描こうと思うとどうしても同性間での恋愛の葛藤というものが必要になってくるような気がします。
(あくまでも僕自身は、という意味での『必要』です。決して他の人に百合においては絶対に葛藤が必要である、という強要はするつもりはありません。)
百合においてはと言いましたが、これはルナ様と朝日との関係でも非常に好きな要素なんですよね。
例えば『フライドチキン』でルナ様と目が合ったがすぐさま目を逸らされて目を合わせてもらえなかった、とか。瑞穂の「最後には抱きしめ合ったり」という台詞に頬を赤らめたり、「朝日とならキスしてもいいのに」という台詞に対してルナ様と朝日が二人して顔を真っ赤にして。みたいなそういう、他の人達は知らないけれど二人きりの秘密を共有して、思い出してそれぞれ照れたりといったのがもうたまらなく好きなんですよね。アイコンタクトとかもね。
取り敢えず一通り読んで、改めてつり乙っていいもんだなって思えるインタビュー記事でした。
つり乙2もこれくらいかこれ以上に丁寧に主人公とヒロインの二人の関係性が描かれるといいなあ。
てなわけで名残惜しいが今回はここまで。
次回更新はつり乙2の情報が公開されたらかな!
では、待て次回!!
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